webってウェブ?それともウェッブ?

webの技術について、紹介解説するためにはじめてみました。

WordPress(ワードプレス)インストール【第4回】ファイルをアップロード&初期設定

サーバーにファイルをアップロードする


解凍したWordPressのファイルを適当なFTPソフトを使用してアップロード!
ホームページをまるごとWordpressで管理するならドキュメントルートに、ホームページの一部をWordPressで管理するなら適当なディレクトリにアップロードします。

FTPソフトについてですが、以前の記事でも少し紹介しましたが、
個人的にはTransmitがオススメです。
有料ですが、お金を払う価値のあるソフトだと思いますね。今のところ。


でもって次に初期設定を行いますが、
2種類の方法があります。

  • アップロードしたディレクトリにブラウザでアクセスして、画面の指示にしたがって進める方法。
  • 初期設定ファイルをテキストエディタで開き、自分の手で設定情報を書き込む方法


今回は、後者の方法で進めていきます。
私は現時点で後者を選択してます。
理由としては、結構色々あるのですが簡潔に言うと
WordPressの構造ってものにちゃんと触れられるからです。
あと、このくらいの設定が出来ないと自分の思い通りのWordPressの構造にカスタマイズするのはちょっと無理かなとも思いますし。。

では行きます。

初期設定ファイル(wp-config-sample.php)の調整 


で、ここからちょっと面倒なんだけど、アップロードしたファイルの中にある
初期設定ファイルにデータベースの情報を設定をします。 

アップロードしたファイルの中に
wp-config-sample.php
というファイルがあるので先ずはこのファイルをリネームします。
wp-config.php
こんな感じ。。まぁファイル名を変更するだけです。

f:id:witheit:20160424200031p:plain

これを適当なエディタでファイルを開きます。

開くとごちゃごちゃと書いてますが、
やることは2つです。

  • データベース関連情報の設定
  • 認証用ユニークキーの設定

では行きましょう。

データベース関連情報の設定
<?php

/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'database_name_here');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'username_here');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'password_here');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');

/** データベースのテーブルを作成する際のデータベースの文字セット */
define('DB_CHARSET', 'utf8')?>

上記5箇所を変更します。
順番に見ていきましょう。

1)データベース名

<?php
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'database_name_here');
?>

database_name_here部分にご自身で設定したデータベース名を入力します。
クォート(「'」これのこと)は消しちゃいけません。クォート内のみ編集。

2)データベース名

<?php
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'username_here');
?>

username_here部分にご自身で設定したユーザー名を入力します。

3)データベースのパスワード

<?php
/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'password_here');

?>

password_here部分にご自身で設定したパスワードを入力します。

4)データベースのパスワード

<?php
/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');

?>

localhost部分にホスト名を入力します。

次はユニークキーの設定です。

認証用ユニークキーの設定
<?php
define('AUTH_KEY',         'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_KEY',  'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_KEY',    'put your unique phrase here');
define('NONCE_KEY',        'put your unique phrase here');
define('AUTH_SALT',        'put your unique phrase here');
define('SECURE_AUTH_SALT', 'put your unique phrase here');
define('LOGGED_IN_SALT',   'put your unique phrase here');
define('NONCE_SALT',       'put your unique phrase here');
?>

この部分を変更します。
ファイル中のコメントアウトにも書かれていますが
https://api.wordpress.org/secret-key/1.1/salt/
ここへアクセスします。
生成されたキーが表示されますので、表示された文字列全てコピーしてファイルの上記箇所をまるごと差し替えます。
put your unique phrase here部分が差し替わります。

保存して、ファイルを閉じましょう。

wp-adminディレクトリへアクセス


これで設定は全て完了です。
アップロードしたWordPressのディレクトリの/wp-admin/にアクセスしてみましょう。

たとえば今回私の場合は

it.linernote.jp

上記ドメインのtopicsというディレクトリにWordPressをインストールしましたので

it.linernote.jp/topics/wp-admin/

となります。
で、アクセスすると下記のような画面になります。

f:id:witheit:20160511001750p:plain

必要事項を入力して「WordPressをインストール」ボタンをクリックすれば完了です。